50歳男性 世間体が作った負から逃げない事で、絆はより深くなる

私は50歳男性で、広告デザインを生業としています。私が結婚したのは丁度、20年前の30歳の時でした。今の妻とは飲み会の席がきっかけで、26歳からお付き合いをさせて頂きました。私よりも1つ下の女性でしたが、ハッキリと思った事を口にするタイプの女性で時にその性分で喧嘩をする時もありましたが、ハッキリしていると言うのは、結婚してからは良い方向に行っているので、良い性格なのだなと今さらながら思っています。

当時はそんな彼女とのお付き合いも2年が過ぎ、そういう性分も今までお付き合いをした方とはまったく違うので、逆に結婚を意識する形となっていきました。

ある時、私は28歳。意を決してプリポーズをしたのですが、彼女は首を縦に振りませんでした。私は好きな人が出来たのかと問いただすとそうではありませんでした。

ではなぜ?と問いただした時、彼女は溢れる涙を拭いながら、実は私には大きな借金があるとの事でした。その額は私の想像を遥かに超えていました。

彼女の実家は自営業。その借金と本人の借金は1000万円近いものでした。彼女の言い分は、その借金を払いきってから結婚しようと思ってたと。

その期間は後6年。私は正直、そこまでは待てないと返答しました。かと言って、私の年収の2倍以上の借金を抱える勇気が、その時はありませんでした。

彼女は別れるのが怖かったから言えなかったとプロポーズの日にカミングアウトしてくれました。彼女は、待てないよね?なら、別れてもいいよと、涙ながらに話をしてくれました。私は正直、事の大きさに抱える事が出来ず、その時は一旦、別れて、数週間、連絡を取る事が出来ませんでした。

何となく、過ぎていく日々。友達からは気を使ってくれてか、合コンをセッティングしてくれましたが、参加はするも、中々、乗り切れず、彼女の事を引きずっていました。それから半年。やっぱり、結婚するなら彼女しかいない。これが私の結論でした。

遅いかも知れませんが、もう1度、会いたいと言う旨をメールで連絡し、待ち合わせ場所へ。彼女は来てくれました。でも、もう違う彼氏がいるかも知れないと言う不安を持ちながら、再度、プロポーズ。そして、彼女の借金の半分を私が背負うと、結婚する前に、きっと乗り越えられるか、試練を与えてくれたのだと。

負けたくないし、お金じゃないから、私と結婚してほしいと、伝えました。彼女は涙を流しながら、頷いてくれました。今、結婚して間もなく、20周年となります。結婚前かも知れませんし、結婚後かも知れませんが、逃げたくなる様な、試される様な試練は必ず訪れます。

その時に、本当に彼女の事を背負う覚悟があるのか。その時の選択はその先の夫婦の絆であったり、少々の試練なら、軽く乗り越えられます。

逃げない覚悟。ここが分岐点だと私は思います。一旦、彼女と距離を置いた事で、何が自分にとって大切なのかがわかった様な気がします。

公開日:  最終更新日:2019/08/10

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